若手医師の声

若手医師の声

専攻医 田村 誠也 TAMURA SEIYA

皆様は、将来の自分の専攻科について考えていらっしゃるでしょうか。
内科にするか、外科にするかと漠然と考えてはいるものの、専門分野まではまだ決められていない方も多いのではないかと思います。
私が専攻医として診療を始めてから強く感じるようになったのは、「日常診療で悩むこと、困ることの多くは、内科全般に関わる症状である」ということでした。

明らかな心不全、クレアチニンが著しく高値の腎不全、重症COPDの急性増悪など、専門医に相談すべき症例は、もちろん専門医の先生方に見ていただくことになります。しかし、実際の診療現場では、「専門医に紹介するほどではないが、対応に悩む」患者さんが多くを占めます。また、専門医の立場からすれば、「その程度であれば内科医として管理してほしい」と感じるであろうケースも少なくありません。例えば、肺炎を契機に発症した軽度の心不全に対する輸液・栄養・薬剤調整などの入院管理、あるいは低濃度酸素投与で対応可能なCOPDなどは、どの専門領域の内科医であっても対応を求められます。「1年でも早く専門の勉強を始め、1年でも早く一人前になりたい」と考える方も多いと思いますが、たとえ専門医の資格を取得した後であっても、このような専門以外の患者さんの入院管理を担当する機会は少なからずあります。
当科の専門研修プログラムは、そのような患者さんを指導医のもとで、EBMに基づいた診療として体系的に学び、自信をもって診療することができるようになることを目標としたプログラムであると思います。特に診断学に力も入れており、千葉大学総合診療科で研鑽を積まれた指導医が在籍し、直接、指導を受けることができる他、千葉大学総合診療科との交流もあります。

総合内科・総合診療をしっかり学びたい方、あるいは臓器別の専門研修に進む前に内科の基礎力を身に付けたい方は、ぜひ当プログラムでの研修をご検討ください。



専攻医 久保倉 優美 KUBOKURA YUMI

総合診療は守備範囲が広く、総合診療の中にも様々な関心領域や関わり方があります。だからこそ専攻医の時期に、実際にやってみながら、自分が何を大切にしたいのかを考えていくことが必要だと感じています。
このプログラムの魅力は、数ヶ月から年単位のローテーションを通して、一人ひとりの希望や学びのニーズを大切にしながら研修を組んでもらえるところです。研修内容には大枠のプログラムはありますが、専攻医の希望が概ね通る形で調整してもらえるため、まだ方向性が固まっていなくても、安心して挑戦できます。もし環境が合わないと感じたときも柔軟に調整してもらえる体制があり、行き詰まりにくいのも特徴です。教育面でも支援体制が整っており、プログラムとして専攻医を支える体制があります。
勤務面では働き方への配慮があり、当直明けはきちんと休めます。加えて、ここに来て驚いたのは、大学をはじめ関連施設に、親切で優しい雰囲気があることです。看護師をはじめとした多職種スタッフの方々も声をかけやすく、自然と助け合える空気があります。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ肩肘張らずに、気軽に見学に来ていただけたら嬉しいです。

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